「幕末のソイソース」は日本から初めてヨーロッパへ輸出された醤油の復刻版!
室次の主力商品といえば本格的な伝統醤油「幕末のソイソース」です。
150年前の幕末期、日本から初めて海を渡った醤油が、室次の天然醸造しょうゆ「菊醤油」だと言われており、岩倉具視使節団もヨーロッパで「菊醤油」を確認しています。幕末の鎖国時代に、長崎・出島の越前蔵屋敷からオランダ商館を通して世界へ輸出され、英語名「ソイソース」として親しまれていました。当時の「菊醤油」と全く同じレシピで醸造した復刻版が「幕末のソイソース」です。
復刻版として商品名を変えただけではありません。使用する原料の質を格段に向上させています。丸大豆「里のほほえみ」、小麦「ふくこむぎ」、天然塩「海のシルクロード」、全てこだわりの福井県産です。
冬に仕込み、醸造を促進するための酵素や食品添加物を使用せず、自然のまま1年間じっくり発酵・熟成させ、翌冬に絞る伝統的な「天然醸造しょうゆ」です。
「天然醸造しょうゆ」は大変な手間と時間がかかり大量生産に向いていないため、現在ではほとんど生産されておらず、日本国内での醤油生産量の1%に満たないといわれています。
室次ではその天然醸造しょうゆをメインで製造している稀有な蔵元です。